バイプレイヤーズ 貴重 DVD Blu-ray
として、永遠に重宝されることになるんだろうなあ。
折しも、"バイプレイヤーズ"の一人である名優・大杉漣が2月下旬に先立ってしまって、お別れ会「さらばゴンタクレ」の終わった後だけに...。
俳優でいる時と素顔でいる時が、心地良く入れ代わるかのような心地良い展開の忘れられない、テレビ東京系列"ドラマ24"『バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』の始まったのが、前年2017(平成29)年1月中旬から...。
海外の動画配信サイトから大型ドラマのオファーを受けた6人の名脇役たち(遠藤憲一・大杉漣・田口トモロヲ・寺島進・松重豊・光石研)すなわち"バイプレイヤーズ"が、あの大物俳優主演に加えて世界的な有名監督とあって、大いに沸き出ったものの...。
唐突に監督から「役づくりで絆を深めるために、シェアハウスで3ヶ月間の共同生活を送る」といった要望が...。
おじさんだらけの共同生活ならではの悲喜劇と喜怒哀楽に戸惑う姿ならではの、家事の分担で揉めたり、朝食の献立でケンカになったりと、ささいないざこざはありつつも、和気あいあいと過ごす日々となって、まるで小中学生の林間学校のような夢見心地に...。
そして、かの2月上旬より放送の『バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』も...。
テレビ東京が“朝の連続ドラマすなわち"朝ドラ"としての『しまっこさん』を制作することになって、主演の本田望結を取り巻く主要キャストとして、遠藤・大杉・田口・松重・光石の共演が決まってからの波乱が...。
大杉の所有するクルーザーで、5人は八丈島の南東にあるロケ地の雄父ヶ島へ向かったものの、ほかの共演者どころかスタッフの姿が一人も見当たらないままで...。
しかも、島に生息している猿の悪戯によって繋留ロープが外されて、クルーザーは沖に流されてしまい、出発した港に戻ることもできなくなってしまったことから、スタッフやほかの共演者とも連絡が取れないまま孤立無援の地でサバイバル生活へ...。
DVD/Blu-rayが、はるか先の7月下旬よりの発売ともなれば、より愛おしさが深まりそう...。
何よりも、全2作通して、バイプレトークがかなり長い時間収録されているだけに...。
名優であり名バイプレイヤーでもある大杉漣への哀悼の意とともに、じっくりと見届けたいな。