千葉県 観光 小湊鉄道 いすみ鉄道 食
遠い将来における千葉県の観光に関して、静かなる地域活性化の原動力になり得るんだろうなあ。
房総半島の南下を見渡すようにして...。
小湊鉄道に関しては、2013(平成25)年7月発売の『小湊鉄道のあけぼの(流紋)』(遠山あき/千葉日報社)と、この年12月下旬発売となる『春の小湊鉄道 全線往復』のDVD/Blu-rayに...。
いすみ鉄道に関しては、2013(平成25)年7月上旬発売の『ローカル線で地域を元気にする方法 いすみ鉄道公募社長の昭和流ビジネス論』(鳥塚亮/晶文社)と、 2008(平成20)年11月下旬発売のDVD『いすみ鉄道 大原⇔上総中野 パシナコレクション』に...。
改めてしっかりと目を通してみたくなった。
(個人的な実感に過ぎませんけど...)
かの房総半島おもに房総丘陵一帯における要となりえるのは、やはり大多喜町ということに???
なぜならば、そこには埼玉県・川越市や岐阜県・高山市と同じように、"小京都"と評されるがごとく、今も昔ながらの風情の残る宿場町か...。
地元の人たちの支え合って、歴史を静かに伝える取り組みが、今でも続いていて...。
2014(平成26)年から始まった5月上旬の「第1回 養老渓谷音楽祭」のみならず、9月下旬の「お城まつり」、11月下旬の「もみじまつり」、そして翌年4月上旬の「さくらまつり」も気になるところ。
大多喜町か...。
特に、観光と食においては、秘かに熱いんだろうなあ。
表面上は鳴りを潜めているようでも...。
今さらながら、【千葉大多喜 君塚さんの たけのこ】の美味しさは、健在と言っても過言じゃないかもしれないや。
何と言っても大多喜町は、千葉県の生産量の約3割を占める関東屈指のタケノコの産地。
水質がきれいで、源流付近は粘土質のため、天然の良質なタケノコが育ちやすい土地柄との言い伝えが...。
それゆえに大多喜産のタケノコは、灰汁がなく、根本まで柔らかくて、茹でる時間は量により異なるものの10分から15分と短く、アクがほとんどない。
もちろん、灰汁抜きをする必要もなし。
実際に口にすれば、根元のほうまで柔らかくスジがひっかからない。
すなわち日本一の美味しさとして...。
皮がついたままだけど、5kgでも10kgでもいいや。
ただ、発送期間は4月上旬から5月上旬までになってしまうけど...。
たとえ今年が無理だったとしても、来年、再来年とあるし...。
タケノコばかりじゃない。
【千葉県産 ふさおとめ】の10kgと5kgも美味しい。
新種として初登場以来10年の歳月が流れて、関東ではすでに知名度を上げ、今や"千葉県第1のブランド米"。粒が大きめで艶のある炊き上がり、粘りは控えめでほのかの香る甘味、冷めても硬くなりにくいし...。
さらには、 千葉県・小笠原農場でのひよこから育てた本物の卵【有精卵 小笠原さんの平飼自然養鶏の卵 20個】も...。
もちろん、ポストハーベスト農薬使用の飼料や遺伝子組換え飼料は一切与えておらず。
永遠ににぎわい続けてゆくことになるんだろうなあ。
いや、そうであってほしい。
あの千葉県・房総半島の玄関口である千葉から南西約13.1km、東京湾側のJR内房線・五井から南南東約39.1kmの上総中野までの小湊鉄道、さらに南南東約26.8kmの太平洋側のJR外房線・大原までのいすみ鉄道、といった沿線一帯に関しては...。
やはり、関東地方の太平洋側ゆえに、雪のほとんど降らないとされる温帯にあることが、好作用しているということなんだろうか...。
いずれにせよ、全体的かつ将来的にみての千葉県は、いわゆる首都圏の食の宝庫の一つとして、成長の段階の上りつつあるのかもしれないや。
その一つである大多喜町...。
食べ歩き(語弊ありますけど)目当てに、ふらっと遊びに行きたくらいだ。
地元の底力を実感するためにも...。
特に、春の桜と秋の紅葉それぞれの季節には、しっとりと魅せてくれることになるんだろうなあ。
遠い将来にわたっての地域活性化の全国への静かなる浸透を祈って...。