下町ロケット 最新 原作 DVD Blu-ray
前年2018(平成30)年9月下旬より発売の『下町ロケット ヤタガラス』(池井戸潤/小学館)と並行しながら...。
同年10月中旬よりTBS日曜劇場『下町ロケット 2018年版』の鑑賞...。
前回『2015年版』同様、登場するライバルなどのキャラが濃くて、かなりイライラする場面も多いものの、展開が早く毎回何かしらの逆転や成功がある醍醐味の大きさ...。
まさに、かつてのTBS人気時代劇『水戸黄門』を、そのまま現代に移したかのようであって...。
それだけに、帝国重工の重鎮・財前道生(吉川晃司)と、対峙する次期社長筆頭候補の取締役・的場俊一(神田正輝)の人となり...。
やりきれなかった。
許認可権を有することが大きいものなのか、民間企業を軽視していた官僚の父の影響あっての傲慢な性格は、改めること自体難しいものなのか、と。
企業間の抗争や社内の上下関係など、いろいろな人間闘争がある以上、どの業界でも似たようなものであることは、言うまでもないにしても...。
その分だけ、佃航平(阿部寛)の"ものづくりの基本"でもある、「何のためにつくっているのか?」「誰のためにつくっているのか?」が明快であるために、佃製作所が窮地に立たされながらも乗り越えていく爽快感が面白くなってしまうのは、一体...。
いずれにせよ、3月下旬より発売のDVD/Blu-rayが、待ちきれないや。
奥深さを改めて体感するためにも...。